崖の上のポニョ【都市伝説】謎だらけのポニョは見方を変えると見えてくる

崖の上のポニョは2018年7月19日に公開された宮崎駿監督の人気アニメだ。

かわいい子供が題材の映画かと思いきや、起承転結はあいまいだし、まったく伏線なしで

突然の展開に混乱する場面もしばしばある。

まるで夢と現実が混在しているかのようなストーリーのポニョ。

今回はポニョの都市伝説や宮崎駿監督の解説なんかを知っておくと、崖の上のポニョの理解が深まるぞ!

 

 

 

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崖の上のポニョ【都市伝説】人魚姫がモチーフだった

人魚姫は1873年に発表されたアンデルセン作の童話だ。

幼いころに絵本で読んだ人も多いと思うが、かなり前の作品なんだな!

海で暮らす人魚姫が王子様に一目ぼれして、何とか人間になろうと魔女に薬をもらうけど、引き換えに声が

出なくなる。王子様と再会しても話せず最後は失恋して海の泡となってしまう悲しい話だ。

 

ポニョのストーリーも単純に言うと、人間の宗助が好きになって、人間になろうとするポニョ。

色々な出来事があるけど、最後は宗介とキスをして人間の女の子になるって話だよね。

 

▼ポニョと宗介の可愛いシーン

 

人魚姫と違うのはラストはハッピーエンドだ。

キスをして元の姿に戻る話は古いおとぎ話の世界観そのままだよね。

 

ポニョの母親『グランマンマーレ』はディズニー映画のお姫様のようだ。

▼ポニョの母親グランマンマーレ

 

 

父親『フジモト』はどこかで見たと思ったら、手塚治虫のキャラにそっくりじゃないか(笑)

▼ポニョの父親フジモト

 

 

そして、軽自動車を運転する『リサ』はルパン三世のドライビングに似ているよね。

▼リサのドライビングがスゴイ(笑)

 

こんなところからも『崖の上のポニョ』には統一性のない、ごちゃまぜ感が満載なのだ。

見る人によっていろんな発見があるところが、崖の上のポニョの最大の魅力なのかもしれないぞ。

 

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崖の上のポニョ【都市伝説】起承転結や伏線があいまいな理由とは?

崖の上のポニョで宮崎駿監督が重視したところは「スピード感と勢い」だそうだ。

 

2008年7月のラジオインタビューで宮崎駿監督は『崖の上のポニョ』についてこんな発言をしている。

 

宮崎駿監督
宮崎駿監督

ルールが何にも分からなくても分かる映画を作ろうと思った。

 

宮崎駿監督はこの映画は『5歳の子どもが喜ぶ映画』と位置付けているんだ。

確かに、ストーリー展開に引き付けられるのは物事が分かる大人になってから。

5歳の子どもにとって複雑な話はかえって退屈なだけだからね。

 

 

宮崎駿監督
宮崎駿監督

順番通り描いてくと、とても収まらないから思い切ってすっ飛ばしたんですよ。

出会って事件が起きて、小山があって、最後に大山があってハッピーエンドというパターンをずっとやってくと腐ってくるから、こういうものは捨てなきゃいけない。

 

 

同じ展開だと飽きるって事か?

ヒット作をどんどん創り上げる宮崎駿監督にとって、新しいものを生み出すのはどんどん童心に

返ることがヒントになったのかもしれないね。

ポニョもトンネルを進むと魚に戻っていく描写があったよな・・・。

 

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崖の上のポニョ【都市伝説】生死の世界観を意識すると物語が見えてくる

『崖の上のポニョ』は夢なのか現実なのか、あいまいな世界観が存在してみる人が混乱してしまうよね。

楽しいものを何でもごちゃまぜに盛り込む感はあるとして、『生死の世界観』を意識すると、

物語が深く見えてくるんだ。

『崖の上のポニョ』で描かれている『死』はホラーのような恐怖ではなく、『生きるも良し』『死ぬも良し』

のような世界観かもしれない。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】久石譲のコメントが決定的だった?!

宮崎駿監督作品で音楽を手掛けている作曲家の久石譲さんがこんなコメントを出しているんだ。

 

久石譲さん
久石譲さん

死後の世界や輪廻転生などの難しいテーマを投げかけながらも、

子供からは少年の冒険の物語に見える、という二重の構造を表現するのが難しかったんですよ。

 

そして子供には冒険物語に見せておいて、

やっぱりテーマは『死後の世界感』であったり『輪廻転生』だったんだ!!

 

大人になって子どもと一緒に『崖の上のポニョ』を見たときに、全くちがうストーリーが

浮かび上がって来る。こんな深い作品だったんだね!

 

崖の上のポニョ【都市伝説】水中なのに呼吸ができる

まずはこれ。水没したはずの街にいる人々は水中なのに呼吸が苦しくないんだ。

この状態は『魔法』か『不思議な力の存在がある』と解釈しないと、

気になってストーリーが入って来ないよな(笑)

これは死後の世界で、みんなが亡くなっていると解釈したら、この描写は納得がいく展開だ。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】おばあちゃんたちが走り回る

今まで車いすだったおばあちゃんたちが身軽に走り回るシーンも不思議だ。

ココも環境はそのままでみんな亡くなって別の世界に行ったとしたら、納得できる展開だ。

 

▼走り回るおばあちゃんたち

 

不自由だったことから解放されて、おばあちゃんたちは喜んでいた。

別の世界に行ったとしても、本人は苦しまず、幸せを感じられる状態である事を願ったシーンなのかも

しれないね。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】ポニョの本名がスゴイ人物だった

ポニョの本当の名前は『ブリュンヒルデ』だった。

ブリュンヒルデの仕事はは亡くなった戦士の魂を神々のいる場所へ連れて行く事。

天使のような死神のような存在だ。

『ブリュンヒルデ』はドイツの作曲家ワーグナーが書いた楽劇に出てくる登場人物でもある。

こちらの『ブリュンヒルデ』は岩山に閉じ込められ、眠らされていた。

幾多の試練を超えて岩山に現れた屈強な男のキスで目覚め、結婚を誓い合うというストーリーだ。

 

宗介は屈強な男というイメージではないけれど、どんな時でもポニョが大好きだった。

『幾多の試練を超えた、男子とのキスで・・・』これはポニョのモチーフともつながるね!

 

崖の上のポニョ【都市伝説】ポニョが赤ちゃんを成仏させる?

ポニョと宗介がおもちゃの船をポニョの魔法で大きくしてリサを探しに行く途中で、不思議な夫婦と

出会う場面があるよね。

泣いている赤ちゃんにポニョがサンドウィッチを分けてあげたり、半魚人になって笑わすあのシーン。

この夫婦は『大正時代の人』とパンフレットに記載があるんだ。

 

▼大正時代の人と出会うポニョと宗介

 

ポニョと宗介が出会ったのは間違いなく現代だ。

特に、宗介が両親を名前で呼ぶところはまるで「クレヨンしんちゃん」だし(笑)

 

この夫妻は「赤ちゃんの事が心配でそこにいる」と言う解釈があるんだ。

この夫婦がいた場所は『川』のよう。つまり三途の川だとしたら・・・。

もっと言うと、赤ちゃんは自分が亡くなったことが分からずに成仏ができないままになっていた。

 

亡くなった夫妻が赤ちゃんが成仏できずに泣いているので、その場所に一緒にいたって設定だとしたら、

亡くなった人を神々のところに連れて行く『ブリュンヒルデ』のポニョは赤ちゃんを笑わせて成仏させたの

かもしれないね。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】トンネルは現世から死後の世界へ繋がるポニョと宗介の試練

宮崎駿監督作品のアニメにはトンネルがよく出てくる。

『となりのトトロ』トトロの世界の入り口だったり、

『千と千尋の神隠し』では油屋がある不思議な世界への入り口だった。

宮崎駿監督作品で出てくるトンネルは別の世界の入り口ということになるよね。

 

▼このトンネルの向こうには・・・

 

ポニョの場合はトンネルの前でポニョは「ここきらい・・・」と宗介に告げるシーン。

なんとなく、危険な場所であることを察している様子だ。

 

トンネルを通るとポニョはどんどん退化して元の魚の姿に戻ってしまった。

『崖の上のポニョ』で出てくるこのトンネルは死後の世界につながるトンネルと言われているんだ。

トンネルの前にはわざわざ『止まれ』の標識。『交互通行』『一車線』の文字や

『ゆずりあい』なんて看板もある。

 

立ち止まって確認することや状況を考えてトンネルを利用する人がいれば配慮を促すように

注意書きが見えて、なんとなく警戒して通らなければいけない『危険な場所』という演出なのかもしれない。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】古いおまじないは『3』が鍵だった

ポニョを人間にするための「古い魔法」とは『3回の輪廻』を意味するんだって。

 

  • 1回目:ビン
  • 2回目:フジモトに泡の中に閉じこめられ、妹たちに助けてもらう
  • 3回目:ラストの宗助とポニョのキス

 

生まれ変わる時の表現としてポニョは眠っている。眠ることが死を意味しているんだ。

父のフジモトがポニョが寝る事を気にしていたのは生まれ変わるのに必要だったからなんだね。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】グランマンマーレの3つの質問は宗介への試練だった!

あなたはポニョがお魚だったのを知っていますか?

 

うん

 

ポニョはあなたの血をなめて半漁人になったんです

 

 

そっかぁ!

 

ポニョの正体が半魚人でもいいですか?

 

 

うん。ぼく、お魚のポニョも、半魚人のポニョも、

人間のポニョもみんな好きだよ!

 

これで古い魔法が成立してポニョはめでたく人間になれたんだね。

 

更に、ジブリスタッフはこう語っているんだよ。

 

宮さん(宮崎駿監督)がどれをポニョの正体だと思っているかわかります?

そう、あの半魚人タイプなんです。

 

さかなに見せたり、人間に見せたりしているわけでしょう。

女性の本質とは、そこにあるんじゃないかと言っていると思うんです。

 

おお!ポニョは5歳だけど、女性としてとらえるとそういう見方になるんだね。

ここまで来ると『崖の上のポニョ』は子どもの作品じゃないよ。(笑)

 

崖の上のポニョ【都市伝説】ポニョとリサとトキの関係は?

宮崎監督は500日の年月をかけ、ポニョのイメージを正確にスタッフに伝えるために、

512枚にもおよぶ絵コンテを完成させたんだって!

その中でスタッフが感じたことがこれもまた驚く内容だった。

 

ポニョ、リサ、おトキさん。これは一人の女性なんです。

つまりポニョみたいな女の子が成長するとリサになり、年を取ったらおトキさんになる。描いている女性像はひとつなんです。

 

そんな設定だったんだね!

ポニョを見たリサは驚くことなくその存在をすんなりと受け入れていたし、

「半魚人が出ると津波が来る!」とおトキさんもポニョの事情を知っていた様子だったよね。

こうしたところに『輪廻転生』のモチーフが隠されていたのかもしれないね。

 

崖の上のポニョ【都市伝説】フジモトとトキの関係は?

よく見ると、フジモトとおトキさんって何となく似ているんだよね!

 

▼左:フジモトと右:おトキさん

 

もしかしたら二人は親子という見方もあるかも!?

フジモトの娘がポニョだから、おトキさんはおばあちゃんって位置づけになる。

 

宮崎駿監督の中ではポニョもリサもおトキさんも同一人物だとしたら、何回も生まれ変わって

同じ人の家族になる。そんなイメージなのかもしれないね。

 

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まとめ~っ

『崖の上のポニョ』の都市伝説をまとめてみたら、すごく深い内容だった。

子どもが大好きなディズニーやアニメキャラなんかのモチーフもあふれてなんとなくごちゃまぜな

印象がある作品だったけど、ストーリーの奥底には『死後の世界感』や『輪廻転生』のテーマが

潜んでいたんだね!これはもはや子どもだけのアニメではなかったことがわかった。

深いんだなぁ。すごいぞポニョ・・・。